今日はやっと露出補正とその方法について説明します。
まずは二つの状況を想像してください。
①白い砂浜に白い水着を着た白人女性が寝そべってるシーン
②黒い岩場に黒い水着を着た黒人女性が寝そべってるシーン
想像しましたか???
って変な方向に進みそうですが、ちゃんと意味があってのたとえです。
上の二つのシーン、カメラの内蔵露出計では「出た目」(露出計の値)
がまったく違って出てきます。
つまり、①と②とでは反射率が極端に違うため、同等の光があたって
いても、露出値は二~三段階の差が生じてきます。
そのために、撮影者は適正露出を得るためには被写体の反射率の
違いを把握して、カメラ側の「露出補正」を実行しなければなりません。
そのためには、まず以下の事を覚えてください
①白っぽい被写体⇒反射率が高い
②黒っぽい被写体⇒反射率が低い
次に「
露出補正ダイヤル」の操作を行います。
①白っぽい被写体を撮影するときは反射率が高いので、露出がアンダ
ー目に出てるので、露出補正ダイヤルを
プラスにまわします。
②黒っぽい被写体を撮影するときは反射率が低いので、露出がオーバ
ー目に出てるので、露出補正ダイヤルを
マイナスにまわします。
ほとんどのカメラは、露出補正量を二分の一、あるいは三分の一ステッ
プで設定でき、二段階までのプラス補正、マイナス補正が出来ます。
他にもプラス、マイナスの補正に以下の条件も加えて実行してみてくだ
さい。
①反射率が高い被写体⇒プラス補正=「白っぽい被写体⇒プラス補正」
=「逆光⇒プラス補正」
②反射率が低い被写体⇒マイナス補正=「黒っぽい被写体⇒マイナス補
正」=「背景が暗い⇒マイナス補正」
上の写真もプラス1段半の露出補正をしてます。
使用機材:
Fujifilm S3pro Nikon Ai AF Nikkor 50mm F1.4D
ISO100 F2.8 1/60s
ランキング参加中
ランキング
UP!!写真部門
268位です
ランキング
UP!!写真部門
52位です
↑お役に立てたら
ポチット投票お願いします↑